エピソード 1

【エピソード 1 障害者】

 

赤十字の関わりで神奈川県ライトセンターのボランティアとしても活動していました。そのグループは点訳、対面朗読、外出援助にくわえレクレーションも行なっていたました。三浦半島にある大楠山へのハイキングというレクの行事に中学生ぐらいの視覚障がい者とその担当しているライトセンター職員も参加していまいした。根が出ていたり石があったりしてつまずきやすい道を行くので、当然、その中学生はつまずく、転びそうになる。それでも担当職員は手を出そうとはしません、必要なときに声をかけるだけでした。明暗でけがわかる状態もあれば大きなものは判別できる視覚もあれば視野が部分的に欠損してる状態もありと視覚障がいといってもさまざま、その学生と職員との間には信頼関係があるように私には見えました。必要なときに必要な援助を、障がい者は弱者ではなく社会が弱者にしていること、人間としての特性として障がいがあるということを、他の機能には障がいがないこと、この経験が障がいというものの考えをもたらしてくれました。

 

【エピソード 2 福祉用具の効用】

 

ある家庭に車椅子を届けに行ったとき、年寄りを邪魔者扱いにしている雰囲気が感じられました。お嫁さんでしょうか、あまりこちらの説明を来ていません。孫は無関心です。しかし年寄りは車椅子に座っていることで安心している様子でした。このことから感じたのは家庭内で年寄りの居場所をつくることで年寄りは自分の空間をもち、家族はそれを是認するだろうということでした。ベッドに至ってはその傾向が強いように思われます。本来の使用方法とは別の効用を福祉用具は持っていることに気づいた事件でした。

 

【エピソード 3 小出し頻回訪問】

 

福祉用具の販売では届けることで業務が終了します。二度目の訪問は故障以外ありません。住宅改修も同じです。ある人から主人がベッドを欲しがっているという依頼があり相談に行きました。介護要ベッドが希望でパンフレットで説明をしつつ事情を聞いてみるとベッドは使用している、起き上がりが不自由ということが分かり、起き上がりの手助けとなる歩行具を勧め試してみました。うまく立ち上がりができそうでその歩行具を購入です。その後、気になることがあり訪問してみると歩行具で何とか歩いている状況でした。ただ、勝ち上がりで使用している歩行具で歩行するにはぎこちない動きなので4点杖の使用となりました。その後も訪問を繰り返し、その状態の変化に応じてトイレの改修、介護用ベッドの使用と変化していきました。

このことから学んだことは用具の適正とともに一度だけの訪問に終われせることなく数回に渡り訪問することが状況の変化をつかみその都度提案することができるということでした。

平成18年記